……聞き間違いか?
今、目の前の彼女はなんて?
「……」
体が動かなくなって、ただ瞬きを繰り返して花莉を見つめていると……
彼女は顔を真っ赤にして。
「や、えと、あの……なんていうか、その………い、一緒に入れば…2人とも風邪ひかなくてすむ、でしょ……?」
そう言った花莉の声がだんだん小さくなっていった。
ん?
イッショニハイル?
って言ったのか?今……。
一緒に?誰と?いやいや、今俺しかいねぇだろ。
え?
…………俺と!?
「あ、泡風呂!あわあわのお風呂にしよう!!ね!?詩優!!」
慌てて言う花莉に勢いで
「そうだな」
なんて言ってしまう俺。
いや
まじで
全然大丈夫なんかじゃねぇ……



