こないだは風邪ひいて、倒れて運び込まれたから、自分から入っていくのは少し緊張する。 「麦茶でいい?」 「え、ああ、おかまいなく」 ふっと小さく笑った怜哉は私の前に麦茶の入ったコップを置いて、私の隣に座った。 「凛愛、ゆっくりでいいから話したいこと教えて」 スっと目を細めた怜哉は、私の方を見ずに前を向いている。 私が話しやすいように気遣ってくれたんだろう。 やっぱり怜哉の隣は落ち着く。 そんな事を思っていたら自然と口から零れた。