雪乃がいなくなったあの日。 学校に着いて朝の会が始まり、担任が言った。 「皆さん、小芝雪乃(こしばゆきの)さんは、退学することになりました。クラスの皆には挨拶したかったのですがご家族の都合上、このような形でお伝えしました」 担任は冷静な対応で、クラスメイトに言う。 それを聞いたクラスメイトからの質問が絶えなかった。 彼女は人気者だった。