7月7日は忘れもしない、オレと夏音の記念日だった。


朝も昼も放課後もオレたちは祝われっぱなしだった。


部活の大会が近いから、夏音と一緒に祝うことは出来ないと分かっていたオレは最初からプレゼントを準備していた。