好き、なんだよ。

※回想



「探し物ってなんだよ」


「キーホルダー。お母さんに買ってもらった、うさぎの...」


「ああ、あれか!いっつもランドセルにつけてるやつ」


「取れちゃったみたいなんだ。探しても見つからないから、もしかしたら捨てられたのかも...」


「奈和、泣くなよ」



私は口をへの字に曲げてうつむいていた。


もう、半分泣いてた。


諦めていた。


だけど、


そんな私に、彼は言ったんだ。



「オレが絶対見つけるから」