「開南高校だよ。
ほら、さっき言ってた
スポーツ推薦取ってるところ」
「あー、俺の第一志望だ。
あそこならギリ大丈夫か?
んん?
でも、今回末席ってことは……」
途端に青ざめた山田に
開いたテキストを渡された。
「いいから天野、いますぐ勉強しろっ!
お前、やばいぞ。
ぶっちゃけ、
開南だってどうなることやら」
「そうなの?」
「そうだろ?
なんでそんなにニコニコしてんだよっ。
もっと焦れっ!
滑り止めのない受験なんて
オカルトかホラーでしかない!」
「そ、そうだよ、羽衣。
一緒に高校生になろうよっ」
もはや、朝歌ちゃんは
涙目になっていた。
「あー、親が勉強しろって、
あれこれうるさく言う気持ちが、
今はじめてわかった気がする」
知らない男子のその一言に、
静かにうなずく、
みんなの神妙な横顔。
「……どういう意味?」
「つまりお前は
1秒でも惜しんで勉強しろってことだよ!
ひとのこと、
とやかく言ってる場合じゃない」
「う、うん、頑張るっ」
それからみんなで
一斉にテキストを開いて
勉強したんだっけ。
途端にリアルにせまった高校受験。
今となれば懐かしい。
ほら、さっき言ってた
スポーツ推薦取ってるところ」
「あー、俺の第一志望だ。
あそこならギリ大丈夫か?
んん?
でも、今回末席ってことは……」
途端に青ざめた山田に
開いたテキストを渡された。
「いいから天野、いますぐ勉強しろっ!
お前、やばいぞ。
ぶっちゃけ、
開南だってどうなることやら」
「そうなの?」
「そうだろ?
なんでそんなにニコニコしてんだよっ。
もっと焦れっ!
滑り止めのない受験なんて
オカルトかホラーでしかない!」
「そ、そうだよ、羽衣。
一緒に高校生になろうよっ」
もはや、朝歌ちゃんは
涙目になっていた。
「あー、親が勉強しろって、
あれこれうるさく言う気持ちが、
今はじめてわかった気がする」
知らない男子のその一言に、
静かにうなずく、
みんなの神妙な横顔。
「……どういう意味?」
「つまりお前は
1秒でも惜しんで勉強しろってことだよ!
ひとのこと、
とやかく言ってる場合じゃない」
「う、うん、頑張るっ」
それからみんなで
一斉にテキストを開いて
勉強したんだっけ。
途端にリアルにせまった高校受験。
今となれば懐かしい。



