「可愛いー!
羽衣も一ノ瀬くんも、真っ赤になっちゃった」
と、お姉ちゃんが言ったところで、
お姉ちゃんが礼くんに捕獲された。
「リラ、さっきから、
他の男に媚び打ってんじゃねえぞ?」
凄む礼くんを、お姉ちゃんが平手ではたく。
「は? ばかなんじゃないの?
そこから飛び降りて一回死んで来たら?」
「はあ?
このくらい軽く飛び降りてやるよ」
そう言ってベランダに飛び出そうとした
礼くんの頭を、
お姉ちゃんが、うしろから思い切り叩く。
「それ、事故だから。
周りに迷惑かかるからやめてくれる?」
「お前が言ったんだろ。
でも、今日は可愛いから、許す。
リラ、俺の女神」
「キモ。やっぱり一回落ちてきて」
ふたりのやり取りを見て、
唖然としている一ノ瀬くんに苦笑い。
「賑やかでごめんね?」
「……天野、これって?」
「お姉ちゃんと礼くん、
いつもこんな感じなの。仲いいでしょう?」
「いや、これ、仲、いいのか?
それに、鷹島先輩いつもと
キャラ違うような……」
礼くんに
戸惑う一ノ瀬くんの気持ちはよく分かる。
「こっちが、本当の礼くんだよ。
お姉ちゃんといるときだけは、
ちょっとデレるけど!」
「つまり、鷹島先輩は
天野のお姉さんの彼氏ってことだよな?」
「うん、あ、でも、ちょっと違うのかな?」
「じゃ……」
「礼くんは、お姉ちゃんの旦那さんなの。
つまり、私の義理の兄、みたいな?」
「遠い親戚って言っただろ」
ドヤ顔の礼くんに、
一ノ瀬くんが固まっている。
「え?」
「あのね、結婚してるの」
羽衣も一ノ瀬くんも、真っ赤になっちゃった」
と、お姉ちゃんが言ったところで、
お姉ちゃんが礼くんに捕獲された。
「リラ、さっきから、
他の男に媚び打ってんじゃねえぞ?」
凄む礼くんを、お姉ちゃんが平手ではたく。
「は? ばかなんじゃないの?
そこから飛び降りて一回死んで来たら?」
「はあ?
このくらい軽く飛び降りてやるよ」
そう言ってベランダに飛び出そうとした
礼くんの頭を、
お姉ちゃんが、うしろから思い切り叩く。
「それ、事故だから。
周りに迷惑かかるからやめてくれる?」
「お前が言ったんだろ。
でも、今日は可愛いから、許す。
リラ、俺の女神」
「キモ。やっぱり一回落ちてきて」
ふたりのやり取りを見て、
唖然としている一ノ瀬くんに苦笑い。
「賑やかでごめんね?」
「……天野、これって?」
「お姉ちゃんと礼くん、
いつもこんな感じなの。仲いいでしょう?」
「いや、これ、仲、いいのか?
それに、鷹島先輩いつもと
キャラ違うような……」
礼くんに
戸惑う一ノ瀬くんの気持ちはよく分かる。
「こっちが、本当の礼くんだよ。
お姉ちゃんといるときだけは、
ちょっとデレるけど!」
「つまり、鷹島先輩は
天野のお姉さんの彼氏ってことだよな?」
「うん、あ、でも、ちょっと違うのかな?」
「じゃ……」
「礼くんは、お姉ちゃんの旦那さんなの。
つまり、私の義理の兄、みたいな?」
「遠い親戚って言っただろ」
ドヤ顔の礼くんに、
一ノ瀬くんが固まっている。
「え?」
「あのね、結婚してるの」



