ぴーーーーっ!
ホイッスルを鳴らしたのは、
バスケ部顧問で、
うちのクラスの担任の前川先生だった。
「はい、タイムアップ。
一ノ瀬、それ以上ここですると
問題行動で体育館使えなくなるから、
気持ちは分かるが、そこでやめておけ。
ついでに言うと、
天野が泣きそうになってる」
すると、
ヒステリックな声にその場が包まれる。
「さ、最低っ!」
「な、なにも、こんなところで
見せつける必要ないのにっ!」
「キラくん、何考えてるんだろうっ」
「天野さん、可哀想……」
途端にざわめき立ったそのとき、
前川先生の声が響く。
「一ノ瀬も暴走しはじめてるし、
天野の落下事故もあったし、
学校からバスケ部、
いよいよ目つけられてな。
しばらくバスケ部の見学、
学校から正式に禁止のお触れがでたから、
応援団もいったん解散してくれ。
さすがにここまでバタバタされると
練習に支障がでてくる」
えーっ……
声にならない不満がその場に充満する。
「あ、あとな、急な話だが
ラクロス部が新設されるらしいぞ」
「え? ラクロス?」
「ちょっ、なんか、かっこよさそう」
「これからは応援団として、
ラクロス部を盛り上げてもらえたら
助かるんだけどなー。
ラクロス部、スポーツ推薦で
選り抜きの選手軍が入ってくるぞ。
海外からもかなりイケ散らかしたのが
入ってくるらしいぞ」
前川先生のその一言に、
その場の空気がうっすらと明るくなる。
「ま、まあ、もう応援団解散なら
仕方ないしね?」
「ね、ねえ」
「キラくんも、もう、彼女できちゃったし」
応援団の女の子たちがぶつぶつと呟きながら
体育館から出ていくと、
奇妙な静けさが訪れる。
「すみませんでした」
一ノ瀬くんが頭を下げて
前川先生に謝ると、
前川先生がニヤリと笑う。
ホイッスルを鳴らしたのは、
バスケ部顧問で、
うちのクラスの担任の前川先生だった。
「はい、タイムアップ。
一ノ瀬、それ以上ここですると
問題行動で体育館使えなくなるから、
気持ちは分かるが、そこでやめておけ。
ついでに言うと、
天野が泣きそうになってる」
すると、
ヒステリックな声にその場が包まれる。
「さ、最低っ!」
「な、なにも、こんなところで
見せつける必要ないのにっ!」
「キラくん、何考えてるんだろうっ」
「天野さん、可哀想……」
途端にざわめき立ったそのとき、
前川先生の声が響く。
「一ノ瀬も暴走しはじめてるし、
天野の落下事故もあったし、
学校からバスケ部、
いよいよ目つけられてな。
しばらくバスケ部の見学、
学校から正式に禁止のお触れがでたから、
応援団もいったん解散してくれ。
さすがにここまでバタバタされると
練習に支障がでてくる」
えーっ……
声にならない不満がその場に充満する。
「あ、あとな、急な話だが
ラクロス部が新設されるらしいぞ」
「え? ラクロス?」
「ちょっ、なんか、かっこよさそう」
「これからは応援団として、
ラクロス部を盛り上げてもらえたら
助かるんだけどなー。
ラクロス部、スポーツ推薦で
選り抜きの選手軍が入ってくるぞ。
海外からもかなりイケ散らかしたのが
入ってくるらしいぞ」
前川先生のその一言に、
その場の空気がうっすらと明るくなる。
「ま、まあ、もう応援団解散なら
仕方ないしね?」
「ね、ねえ」
「キラくんも、もう、彼女できちゃったし」
応援団の女の子たちがぶつぶつと呟きながら
体育館から出ていくと、
奇妙な静けさが訪れる。
「すみませんでした」
一ノ瀬くんが頭を下げて
前川先生に謝ると、
前川先生がニヤリと笑う。



