隣のキミをもっと溺愛、したい。

「一ノ瀬、良かったぞ!
スカウトもお前のこと、
かなりチェックしてたぞ。

最後まで集中力も体力も切らさずに、
よくやった!」


「それにしても、一ノ瀬の集中力、
半端なかったな」


前川の言葉にも、先輩たちの言葉にも、
ただ頷くことしかできない。

肩で大きく息をして、
今日の試合を振り返る。

自分の限界を超えてプレーを続けたのは、
初めてのことだった。



ただ、今の自分を超えて、
天野に会いにいくために。