隣のキミをもっと溺愛、したい。

どうしても一ノ瀬くんと話がしたくて、
休み時間に一ノ瀬くんに

話しかけた。


「一ノ瀬くん、
聞きたいことがあるんだけど、
いいかな?」


「ごめん、急いでるから、またな」


困ったように背中を向けた一ノ瀬くんが
私を見ることはなかった。


目も合わせずに去っていく
一ノ瀬くんの後ろ姿が
心に刺さり

ぎゅっと
胸が苦しくなる。


一ノ瀬くんといると、
ドキドキと緊張したり、

泣きたくなるような気持ちになるのは
どうしてなんだろう。


それに、美化委員でもないのに、
一ノ瀬くんはどうして
花壇の世話をしてくれたんだろう?


体育館の裏にあるあの小さな花壇を
知っているひとなんて、
ほとんどいないはずなのに。


一ノ瀬くんに聞きたいことが、
いっぱいある。