隣のキミをもっと溺愛、したい。

翌日、検査を終えて、
ケガした時のことを思い出してみるけれど

記憶があいまいで
はっきりと思い出すことができない。


なにより、頭が痛くてたまらない。


でも、ケガした時のことを覚えてない、
なんて言ったら、

みんなをますます心配させちゃいそうだし、

それを聞いて
お姉ちゃんが帰国しちゃったら大変だ。

そのうち思い出せるかな……

そんなことを思いながら
横になっていると、

お母さんが
ぴょっこりと病室に顔をだした。



「羽衣、お友達が来てくれてるわよ」


「友達?」


扉を開けて病室に入ってきたのは、
隣の席の一ノ瀬くんだった。