隣のキミをもっと溺愛、したい。

「ここは、あんまり人が来ないから、
ゆっくり飯食えるんだ」


一ノ瀬くんは
どこにいても目立つから
大変なんだろうな……
 

「伊集院とは
小学校のときからの悪友でさ。
めちゃくちゃ口は悪いけど、いい奴だよ」


「小学校から?」


「うん」

と、一ノ瀬くんが
私の顔をのぞきこむ。


「なんだか、天野、楽しそうだな?」


「うんっ!今まで知らなった
一ノ瀬くんの話を聞けるのは、
すごく嬉しいよ」


すると、一ノ瀬くんが優しく笑うから、
私も嬉しくてたまらなくなった。



「天野、大会が終わったら
ここで待ち合わせな」


「うん!」


一ノ瀬くんが、
目を輝かせて声を弾ませる。