私の彼は魔王様

『お前。俺の我慢の限界ってものが...。』


片手で顔を覆う。

黒髪は僅かに湿り、荒い息が皇の唇から吐きだされる。





『弟の前で本番はできねーだろ。』





(いっ、いやぁぁぁっ!!)