恐怖症、克服しますっ!




「は、葉山さん!?」

「今……っ、私……っ!」


と、私が言葉を慌てて探していると。





「ストーップ!」

と、どこからか大きな声がした。



私はびっくりして一条くんから離れた。

一条くんも突然の声に驚いたらしく、私は簡単に一条くんから離れた。



離れた私たちの前に現れたのは……。



「お前らっ! 何イチャついてサボってんの!」



「佐伯っ」

「佐伯くん……っ」