恐怖症、克服しますっ!





「……え?」


思わず聞き返してしまった。


私が?

一条くんを?

好き?



「ありえない……」



って……。

しまった。

本音がつい、こぼれてしまった。

私の額には、冷や汗が流れる。



「でも、この手紙……」

「中身! 見れば! 分かるから!」

と、私は途切れ途切れの言葉を発してから、その場から逃げた。