夕飯もお風呂も終えて、部屋に戻った。 便箋と封筒を取り出して、一条くんに渡す手紙の内容を考える。 謝るだけじゃ、何に対して謝っているか分からないもんなぁ。 だけど、ダラダラ長文を書いても、伝わらないもんね。 悩んだ結果、簡潔に、ぶつかったことへの謝罪を便箋に書いた。