「1年生のときね。葉山さんが、この屋上でダンス踊っていた姿に一目惚れしたんだよ」 「見られていたのっ?」 ひとりで屋上でダンスしていた姿を見られていたのは恥ずかしいけれど。 それがなかったら、今がなかったかも。 と、思うと嬉しい。 「うん。今日のダンスも、すごくかっこよかった」 「あ、ありがとう……」 耳元で囁くような声に、ドキドキが止まらない。 この時間が永遠に続けばいいのに。 今。 私、最高に幸せだ……。 再び重なる唇。 一条くんのことが大好きだよ……。