「一生大事にするね」
その言葉を一生心に留めておこう、と思っていると。
「ネックレスのプレゼントってね、『永遠に離さない』って意味があるんだって」
思わず顔を上げる。
「えっ、そうなの? ……知らなかった」
「俺は永遠に離さないけどね」
ぎゅっと、抱きしめられる。
その温もりが心地よくて、私もその背中に手を伸ばす。
そういえば。
「1年生のときから好き、って……。その、あの……」
聞きたいことを聞こうとしたはいいものの、恥ずかしくて言葉に出来ない。
私が言いたいことが伝わったのか、一条くんは笑った。



