恐怖症、克服しますっ!




「葉山さん、おもしれーっ」

「いいこと言った!」

「文化祭マジック、最高っ!」


えっ。

ええっ。

戸惑っているの、私だけですか!?


あたふたしていると、がっしり両腕を掴まれた。


驚いて両隣を見ると、葵と千夏が腕をつかんでいた。



そして引きずるように、私をどこかへ引っ張っていく。



「清水さん、またねー」



手を振る私に、清水さんは手を振り返してくれた。




引きずられたまま、私はどこへ連れて行かれるのだろう。


そう思っていると。