恐怖症、克服しますっ!



もしや、もしかして。

とはおもっていたけれど。


清水さんは、メイド服着る人の似合いそうな色で、全部作っていたの?


よく見れば、裏方に回る女の子の髪の毛にもリボンがついている。


すごいなぁ。

メイド服を着ない人の分も作るのって、大変だったんだろうな。


クラス店に必要なのは、接客をするメイドさんや執事だけじゃない。

裏方に回っている人が居てこそ、このお店は回る。


そんな気配りが出来る、清水さんを尊敬してしまう。



「清水さん! ありがと!」



私の言葉が教室中に響く。


いつもだったら、声に出せなかったかもしれない。

だけど、もう大丈夫。

怖くないから。


『文化祭』に向けて、一致団結している、このクラスメイトを怖がる必要はないから。



文化祭マジックかな。