「あのね」 私は独り言のように清水さんに話しかけた。 「清水さんが、誰よりも文化祭を成功させたい、って願っているの分かるよ」 「……」 「このリボン、誰かに頼まれたとかじゃなくて。清水さん自身で考えて作ってきてくれたんだな、と思うと、すごく嬉しい!」 きっと、寝不足になりながら。 隠しきれていない、目の下のクマ。 ありがとう。 と、もう一度伝える。