恐怖症、克服しますっ!




「葵のチラシはどう?」

「出来たよーっ!」


葵は鞄の中から、大量に印刷された2種類のチラシを出す。


片方のチラシは、私たち3人のイラストが描かれている。

大きく『イノセント ガールズ!』と書かれていて、かっこいい、という印象だ。


もう一方は、フレッシュな感じのチラシ。

来場者のために、分かりやすく日時や場所などが掲載されている。



どちらのチラシも素敵だった。

私がこのチラシを受け取ったら、思わず足を運んでしまうような、魅力がいっぱい詰まっている。



「さすが葵だねっ!」

「完璧……」



葵は照れくさそうに頬をかく。



「早速、配りに行こう」



と、千夏が言う。