恐怖症、克服しますっ!



文化祭のクラス店準備をしている。

先日の準備では、一条くんが手伝ってくれたから順調に進んでいる。


あとは看板に描かれたイラストの女の子……。

メイドさんのエプロンを付けたら完成だ。



残っているのはこの作業だけなので、今日は自ら1人で作業している。



盛り上がっている教室。

教室の端で作業している私にも、遠くでお喋りしながら作業している女の子たちの声が聞こえる。



「ねーっ。ミスターコンの投票、誰にするっ!?」

「そりゃぁ、一条くんでしょ! もう、王子様だもん!」

「佐伯くんも外せないって! 誰にでも優しいし!」

「それ言ったら、一条くんもでしょーっ?」




ミスターコンの話か……。

そういえば、文化祭委員の佐伯くんが説明していたっけ。