「チラシの案、いくつか作ってくるから、感想聞かせてね!」
「もちろん!」
私と千夏の言葉が重なる。
「文化祭当日、来場者した人に配るチラシも作りたいよね」
葵が更なる提案をしてくれる。
「そうだね。他校から来る人にも宣伝しておきたい」
「じゃあ、2種類のチラシを完成させる!」
葵のやる気が伝わる。
葵の様子からして、今すぐにでも紙にアイディアを出したいんだろう。
そのくらいソワソワしている。
だけど、今、アイディアを書き起こさないのは、葵なりの気遣いと、この場の雰囲気。
今は3人で作戦会議をしているから、その時間を大切にしたいんだろう。



