一条くんと一緒に、看板作りが出来る。 さっきまで沈みかけていた気持ちが、ふわっと浮き上がる。 素敵な思い出になりそうだよ。 「えっと。私、衣装作るから、ビーズを貼り付けて欲しいな」 「りょーかい」 一条くんに、ビーズの入ったケースを手渡す。 「いっぱいビーズあるね」 「ビーズも好きだから」 「へえ。ビーズで何作るの?」 一条くんはケースの中から、いくつかビーズを取り出して興味深そうに見ている。