恐怖症、克服しますっ!




キープ、しているつもりはない。

ベタベタしているつもりもない。



だけど。


「あんたがやっている行動って、佐伯くんのことも一条くんのことも傷つけているだけだよ」



言われて思う。


白鳥さんの言っていることが正しいのかな。




「告白する勇気もないくせに」

「え?」

「私はっ! 佐伯くんに告白して振られたのっ」



この前、佐伯くんが話してくれた、告白してきた女の子って。


もしかして、白鳥さんのこと……?



「好きな子がいるって言われたっ!」



私は、何も言えなかった。

白鳥さんが、泣きそうだったから。