恐怖症、克服しますっ!




今だけ、あなたに甘えたいって思うのは。

なぜですか……?



私はぎゅっと、私より大きな背中に腕をまわす。

ブレザーを握りしめた。


胸に顔をうずめると、自然と涙が流れ続ける。

止まることを知らない涙は、彼のワイシャツを濡らしていく。



そんな私の背中を撫でてくれる彼の優しさと体温に、私の心は徐々に落ち着いていった。