恐怖症、克服しますっ!




……?

渡す?

覚悟?

何の話だろう。


私は2人についていけない。



佐伯くんは一条くんに、ワーワー叫んでいるし。

一条くんは佐伯くんの言葉に、顔をしかめているし。



急に喧嘩してどうしたんだろう。

置いてけぼりの私。



だけど、こうやって、男の子たちの言い争いも笑ってみていられる私がいる。


それが何だか嬉しくて。

新鮮で。

そわそわして。



新しい自分が生まれた感じ。