世界No.1の総長と一輪の花 両想いバレンタイン(詩優side)





今のチャイムは昼休みが終了のチャイム。
あと5分後には5時間目の授業開始のチャイムが鳴る。




タイミング悪ぃな……




花莉は少し寂しそうな表情をして、咥えていたチョコを自分の口の中へとしまうから。

すぐに唇を重ねて、花莉の口内へ舌を侵入させた。




「んっ…!?」




もう終わりだと思っていたのか、チャイムが鳴った時よりも驚く花莉。




甘い甘いチョコを味わって、すぐに唇を離す。
さっきよりも短いチョコ味のキス。




…やっぱ、普通のチョコよりもすげぇ甘くて美味い。









「んじゃ、教室戻るか」


「…そ、そうだね…っ!」




赤い顔をしながら俺の膝の上からおりて、立ち上がる花莉。

ほんとは授業をさぼってずっとここに花莉といたいくらいだけど。今は我慢。




それに、2人きりでいたところで俺が花莉を襲うかもしれねぇっていう危険もあるし。
ちゃんと花莉を教室まで送り届けよう。




「たくさんチョコありがとな、花莉」


「うん!また来年も楽しみにしててね!!」




笑顔で言う花莉が可愛くて、手を繋いで教室まで送り届けた。




また来年が楽しみだ。











Fin