王太子の愛


(私も奴隷になるの?)

絶望から恐怖へと変わり始めたころ外から

「おい!そこのお前!」

「へい!旦那!どうしたんですかい?」

「どうしたもこうしたもあるか!何だ!先月買ったあの女は!」

「あーあの女〜。どうかしたんですかい?」

「1ヶ月もワシが優しく、可愛がってやったというのにあの女、昨日逃げようとしやがった」

「ほんとにですかい?!それでその女は?」

「ふん!あんなに可愛がってやったというのにいあんなバカなことをするからワシの愛犬ジョンの餌にしてやったわい」