王太子の愛


次の日から、私はオルレイン様の書斎で1日を過ごすことになった。

「狭くてごめんね、俺は仕事してるからクラウスは好きに過ごしていいよ、何か欲しい物とかあったラメとかに頼んで持ってきてもらってもいいからね」

「ありがとうございます、オルレイン様」

ただお礼を言っただけだったが、オルレイン様少しムッとした表情をした。

何か失礼なことを、言ってしまっただろうかと、
考えたが、お礼しただけで変なことは、言ってない。

(やっぱり、迷惑だったんだ)

と少ししょんぼりしていると

「あぁーごめん、そんな悲しい顔しないで
怒った訳じゃないんだ」