王太子の愛


「あぁ、今自覚した」

「んじゃぁ、どうするんだ?」

「彼女を、護って見せるよ」

「決まりだな」



何かを、話終わったのかこちらに向きを直した2人。

「クラウス、ごめんだけど、君は保護対象だから明日から俺と行動を共にしてもらうね」

「?
どうしてですか?」

「その方が都合がいいからね」

「クスっ」