「いやいや、俺は書斎で仕事してるんだよ? どうやって護衛するの?」 「だから、彼女も書斎に入ればいいじゃないですか」 「はぁ?」 そう言うとレオ様はオルレイン様の肩に腕を組んで後ろを向いて何かを話出した 「これで、彼女と2人きりに慣れるだろ しっかりやれよ!」 「何言ってるんだよ」 「お前彼女のこと好きなんだろ?」 その言葉は俺の心に妙にしっくりきた。 そうか、俺は彼女が好きなのか……。 「なんだ、今気づいたのか?」