「その商人と連絡取れない?」 「え?なんで?」 「なんか引っかかるんだよね、その妖精とクラウス……。」 「まさか、その妖精がクラウスたって言いたいの?」 「可能性もなくはないと思うんだ」 「!じゃあ彼女は完全な黒じゃないか!」 「まだ分からない、でも何かの理由であの屋敷で暮らさなければならなかったんじゃないかなぁ?」 「なんで、そこまで彼女を庇うんだ?」 「……。分からない。」