王太子の愛


「きゃー!やっぱり!じゃあ尚更敬語なんて使わないでください!気軽にお願いします!ねっ!」

ここまで言われたら、そうするしかない。
でも少し納得いかなかったので

「分かりました、じゃあ、メラも敬語やめてくれる?」

「そ、それはダメですよ〜、私はクラウス様にお仕えする身ですから〜」

「お願いします!私、同じ歳の友達もいなかったので、メラと、と、と、友達になりたいなぁと…。」

最後の方は恥ずかしくて声が小さくなってしまった。きっと顔も真っ赤だ。

「ですが」

「やっぱり迷惑ですよね」