王太子の愛


そして先程からの会話からも彼女は、兄レオナルドよりもフレンドリーで親しみやすい性格をしているようだ。


「そうだったのですね、それで、どうして私に侍女が?」

「実はですね、クラウス様にはトリトン男爵が捕まるまで、王城で暮らして頂くことになります」

「王城で暮らす?!」

「はい!」

どうしよう。私の事がバレてしまう確率が高くなってしまった。

「あの、それは絶対なのですか?私への質問が終われば返してもらえるのではないのですか?」