「あっ!すいません!侍女って言うのはですね、主人の身の回りの世話をしたり「ち、違うくて!」

「?」

「どうして侍女が着くのですか?」

「あれ?聞いてないですか?
もう!お兄ちゃんったら、ちゃんと説明しなかったの!全く!レディの扱いがなってないわね!」

とブツブツと怒り出した。ん?お兄ちゃん?

「あ、あの、お兄ちゃんって?」

「あっ!私、レオナルドの妹なんです!」

その言葉で彼女もまた赤い髪をしていることに気がついた。顔はレオナルドとはあまり似ておらず
目は少しつり目で鼻の頭にそばかすがあった。