王太子の愛


怒声や泣き叫ぶ声が聞こえる度震えは増し涙が出てきた。

そしてついに私の番がきてしまった…。

ステージは真っ暗で何も見えない。
ただ1人が沢山いる気配だけはわかった。

「さぁ、本日のメイン商品で最後になります!
我らがオーナーがこの日のためだけに育て上げた絶世の美女!」

司会が紹介を始めた。

「髪は絹のように滑らかな金色、雪のように真っ白な肌、そして薔薇の花のような真っ赤な唇!
おまけに真珠のような涙、、、そこまで言うとヘンタイですかね笑」

「ハッハッハ」
「フフフフフ」