王太子の愛


「ヒャーヒャヒャヒャ
恐ろしいね〜旦那。」

「笑い事じゃない!あんなに高い金を出したと言うのにあんな使えん女だったとは!無駄なかねを使った」

その会話を聞いててゾッとした。逃げたら殺される。それを理解したとたん急に身体がガタガタと震え出した。

「それなら旦那、明日我らがオーナーが手塩にかけて育てた一級品の商品がだされまっせ」

「何?どんな女だ?」

「それは見てからのお楽しみでさぁー」

「ならば明日またこよう」

「へい、お待ちしておりやす」