白羽がボタンを外し鎖骨を現にさせると、そこには私と同じ薔薇の刻印があった。 だけど、一つだけ私のものとは違っていて… 私の薔薇の刻印は赤色だけど、白羽の刻印は白色だった。 「これが、貴女様の護り人である証です」 「……俺も、くりすの護り人だ」 杉浦君は、白羽とは反対側にある白い薔薇の刻印を現にさせて私に言った。