「…わたくし共は華人をお護りする、守華(シュカ)という一族ですわ」 『守華……?』 「はい。守華という一族は代々生まれたときから、同じ刻印を持つ者を護ってきました」 同じ刻印… そう言うと白羽はシャツのボタンを外し始めた。 『白羽…!?』