今は刹那様に学校案内中。



『刹那様…楽しみにしておけ。ってこういう意味だったんですね』



「そうだ。これなら一緒にいられるだろ?」



クールなまでに美しい顔が笑うと可愛いことに気がついた今、反論なんてできません。





でも、一つ疑問がある。



『あの、ヴァンパイアって朝とか苦手じゃないんですか?』



「ああ、俺は…上級のヴァンパイアだから余裕。それより、学校で様を付けるな。刹那でいい。後、敬語もいい」



『えぇ!!そんな…っ』



そんなこと出来ない

って言おうとしたけど無理だった。



がぶっと噛み付くようにキスされてたから。