『あっ杉浦君…?』


瞳が金色に光っている…杉浦君の姿だった。



「あ~起きちゃった?」



『貴女は何者なの?ヴァンパ…』



“ヴァンパイア”



その言葉を言って大丈夫なのか。


ヴァンパイアなんて物語上の生き物だと思っていた。


でも存在するのだ。



「ひっみつ~」



かっこいいのに笑うと可愛い。
そんな顔で「秘密」と言われてしまっては聞くことが出来ない。