『なっ何……?』



「変わった形をした痣だね?薔薇、かな?」



『うん、皆そう言うから多分…』



私はあまり見られたくなかったから手で首筋を隠した。



「小さい頃からあったの?」



『うん…どうかした?』



「ううん、別に何でもないよ?」