放課後になり私は杉浦君に学校案内をしていた。



『ここが、音楽室で…ん?杉浦君どうかした?』



杉浦君の視線を感じ、振り返ると目が合う。



合った瞬間瞳の色が金色のように見えた。


目を手で擦ってみる。


私、疲れてるのかな?



でも、よく見ると茶色の瞳だった。

…気のせい、か。


「あっうぅん。その首筋にあるのってさ…」



ギクッ
ばれた…?
私が華人って……