「おれ、白羽のそんな強気なとこ結構好きだぜ～？」



ゾクッとした。


―もうダメだ、キス、されてしまう…



ギュッと目を閉じた時、



「そこで、何をしているのかな」



天からの助けかと本気で思った。

少し低くめの声、見たことがある、その顔。



『……ライズ、様』