「そんなこと言うなんて~冷たいね~?」



『いい加減にしてください!!今日はくりす様たちのパーティーですのに、何故あなたみたいな方が……きゃっ!?』



いきなり腕を引っ張られ、一瞬、何が起こったのか分からなかった。


ヤクモの顔が間近にあって、

私の両手は顔の横で押さえ付けられていて身動きができない。



「何故って~白羽に会うため~?」



クスクスと笑っているのに、目が笑ってないヤクモに少し怖じけづく。