「あっ颯!!見つけましたわ」



「ヒィっ…マリカ」



「あっ宜しければ、どうぞ」



そう言って自分の兄をマリカに差し出す白羽。



「あら、ありがとう。白羽」




マリカさんはニコリと笑うと暴れる杉浦君をを引っ張って行った。