花印†blood




「ふふふ…見ぃつけた」



『………っっ』



この悍ましい、身震いをするような声は……



「………マリカ、様」




「あら、兄の方は無礼だったけれど、妹はそうでもないのね」


『!!…貴女、杉浦君を…』



マリカの言葉にいち早く反応したのは私で。


マリカへの恐怖も忘れ、私は彼女へと視線を真っ直ぐ向けた。