「今年もトラック頼むの?くりす」


『うん…頼まないといけないかな…』



結局トラックを頼むことにしたのはいいけど…

持って帰っても置く場所ないし!!


…学園長にまた倉庫か何か借りよう。


「…ねえ~くりす、今日あんたの誕生日だし…ちょっと寄り道していかない?」


寄り道か…お母さんに早く帰れって言われてるんだけど……


まぁ…いっか…誕生日だし、許してくれるよね?


『…いぃよ』








この選択が私の人生を変えるきっかけになるなんて…



ねえ…

お母さんは全て知っていたんだね。


だからあんな事を言ったの…?